DREAM BOYS2018千秋楽によせて

ドリームボーイズ、約1か月間

お疲れさまでした!

 

誰も欠けることなく、無事に最後まで完走できてよかったです!

 

全然行けてないけど、勝手ながら感想を書き綴らせてください。

書いてるのが猪狩蒼弥くんの担当なので、ソウヤの話がメインです。

主語が無かったらソウヤの話だと思ってネ。

(あと蒼弥についてここまでしっかり言葉にするのが初めてだったから暴走してドリボと全く関係ない話が長々出てくるけど気にしないでネ)

 

 

一言でいえば、とにかくよかった!

 

初めのほうは、パフォーマンスっていう面で言えば、そりゃあ信頼と実績のジェッツさんですから、いつもと変わらないクオリティのものを見せてくれてたけど、

演技っていう点からいえば、こっちが見慣れてないせいもあると思うけど、まだまだ滑舌が危うかったり、語気の強め方がずれてたり、粗かったりと、贔屓目なしでは手放しに褒められるほどではなかった気がするんです。(まあそれでも最初入って褒めちぎってたけど)

それに雑誌で言ってた、「舞台っていうのを意識して踊る」っていうのもいまいちわかんなかった。

 

でも入るたびに、毎回演技をちょっとずつ変えてて、

こないだは落ち着いたトーンで言ってたセリフだったのに、今回は声を荒げて言ってる!とか、逆に、荒々しく言い放つような言い方だったのに、嘲るように言ってる!とか。

そういうのを見るたびに、「ああこの人は今試行錯誤の真っ最中なんだ」と思えて。なんていうか、成長の過程を見れたというか。もちろんクリエやサマステでも成長がなかったわけじゃないけど、ダンスとかパフォーマンスっていうことにおいては、蒼弥ってもう自分のスタイルをほぼ確立できてる人だと思うから(そうじゃなかったら振付なんてできないと思ってる)、目に見えた変化っていうのはなくて。

でもここまでガッツリ演技っていうのは初めてだからか、今回のドリボを通して自分の中で一番しっくりくるものを探そうとしてたのかな、って勝手に思ってました。

 

私が蒼弥を好きになった理由の一つに、私が求めてるものを与えてくれるっていうのがあるんです。なんか字面だけ見たら語弊を招きそうなんですけど。

私は毎日がトーク番組だと思って生きてる人間で、普通の会話でも、如何に面白い返しができるかに全神経を注いで会話してるような気持ちの悪い人間なんで、コンサートのMCにも脳内で参加しがちなんですが、今まではどのグループも、「私だったら今のフリならこう返すのに」って思うことが多くて。

決して自分が面白いと思ってるわけではないけど、上手く返せなくて結局MCがぐだってるっていうのを何度も見てたから、もったいないなあと思ってたんです。でも蒼弥は、「私だったらこう言うのに」って思ったまんまを言ってくれることが多々あって。

 

(以下余談:同じ感覚を持ってるというか、そういうとこが好きなんですけど、今までで一番「この人好き」ってなったのは、今年のサマステで、虫の話になったとき「アシダカグモって知ってる?俺あれ今飼おうと思ってんだよね」って言ってて、会場中ポカンとしてる中、私その回、EX入ってから開演までの待ち時間に、ヤフーニュース見てて、10分前に更新されたばっかりのアシダカグモのページ見て、母親に「これ家で飼うわ」ってライン入れてて。蒼弥がそのページを見たのかわかんないけど、同じものを同じときに見て、同じ感想を抱いたことにスキ!ってなりました、盲目且つ頭悪いんで。)

 

なんでこんな話をしたかっていうと、私はもちろん演技経験なんぞ微塵もないのであくまで観客目線でしかないけど、そのセリフもっとこうした方がよくなりそうだけどなっていうところが、楽に向けて段々と良くなってったから。

お手紙に書きつづけたっていうのもあるかもしれないし、多分同じことを思って同じようにファンレターに書いた方がたくさんいらっしゃったんだと思うんですけど、それでも最終的には見たいものを見せてくれた蒼弥がやっぱり好きでした。

 

そのセリフって具体的にいうと、ユウタとケントの試合前日、ドリームランドシアターでリョウとソウヤが言い争ってるとこの「俺は一人でも生きていける、~」のセリフなんですけど、あのシーン、全体的に回を重ねるごとによくなっていったような気がする。

ユウトとリョウの

「どうしてこんなことに」

「お金らしい…」

「ユウタがお金?」

のやりとりとか、最初は間がないっていうか、駆け足すぎるっていうか、とにかく決まった台本があって(もちろん台本はあるんだけど)、それをなぞってる感がすごかったんですけど、最後の方はちゃんと間もあって、感情の起伏みたいなのも伝わってきて、人って成長するんだな、と…。(誰目線)

セリフがないとこの演技とか、セリフの言い回しとか、一番わかりやすく良くなったのは涼くんな気がする。

 

あとはユウトとミズキがとにかく可愛くて可愛くて。

ミズキは終始、一番ドリームランドのことを気にかけていて。みんなが楽しく、仲良く暮らせるドリームランドを一番望んでたのはミズキな気がする。

特に好きだったセリフは「終わりなのかな、ドリームランド」です。あと「ユウタはいつまでもつだろうって話だけど」の抑揚。(細かい)

ユウトに関していえば、ユウタに見せる反抗的な弟の顔と、ケントに見せる純粋な少年の顔の使い分けがすごいな、と。

最初に見たとき、ゆうぴってこんなことできんの!?ってなりました。失礼な話だけど。でもゆうぴは最初から、固めてる感すごくて、いい意味で成長がなかったっていうか。きっと担当さんから見ればたくさん成長してるとこはあったと思うんで、何言ってんだこいつって思われるかもしれないけど、私の感想だから許して。最初から良かったからいい意味で成長する余地がなかった気がする。

とにかくチャンプとの病室のシーンでは毎回泣かされてました。

 

あとリュウトはシャルドネオン。とにかくシャルドネオン。蒼弥担だけどリュウトのシャルドネオンを見るために入ってたといっても過言ではない。(それ故に、猪狩担がみんな言ってるシャルドネオンのローラー履き替えのシーン、初めて入ったとき見逃した)マダム役の鳳蘭さんと目を合わせながらニコニコして踊ってる姿がパーカーなのにおしゃれで困る。

シャルドネオンよ、永遠なれ。(訳:エイベたん、映像化待ってるよ)

 

 

あとこれはほんとに、ただの個人的な感想だけど

声を大にして言わせて。

Fragranceの大光、かっこよすぎて意味が分からなかった。

以上。

 

 

それからパフォーマンスでも、最初はほんとに「舞台っていうことを意識して踊ってる」っていうのがいまいちピンと来なくて。

これは完全に取り手である私が悪かったと思ってる。彼らは私の思考の2歩も3歩も先を行ってた。

ピンと来てなかった理由が、BeastとかChampionsで前で踊ってるときとか、CHANGE UR WORLDからの侍との対決のシーンとか、とにかくハイハイがメインで踊ってるときは蒼弥のクセが全然抜けてなくて。

舞台を意識してるなら自分のクセを殺してみんなで合わせるもんなんじゃないの?と。でも2回目見たときに、自分たちより前に人がいる時の、いわゆるバックの時のハイハイ見てたら、手の角度とかちゃんと揃ってたし、いつもの君たちなら絶対肘伸ばし切ってないよね、みたいなとこでもちゃんと全員の肘がきれいに伸び切ってて、そういうことか、ってなった。

舞台を意識はするけど、自分たちがメインの時にはハイハイジェッツとしてしっかり自分たちの色を出す。

だけど舞台だから、みんなで合わせるところは合わせて、ワンオブゼムとして舞台の迫力を損なわないように徹する。

さすがプロ。さすがハイハイ社畜ジェッツ。感服しました。

 

 

 

あとは何といってもDREAMERかな。

今年のDREAM BOYSのために書き下ろされた新曲らしく、今回のドリボはこの曲で始まってこの曲で終わる。

私はエンディングver.のが好きなんで、以下エンディングver.の話です。

完全に耳コピだけど歌詞貼らせてください。

 

吹き抜ける風 かすみゆくMy Way

一歩ずつ踏み出そう

見上げた空に ひとすじの雲

背中を押してくれた

 

届きそうでつかめない

明日へとかざしたこの手に

かけがえない希望が 今輝きだす

 

そう僕らはdream boys 心に描いた地図がある

旅立ちの鐘鳴り響け

そうまだ見ぬfuture 目指して進んだ軌跡が

証となり照らす道の先

Still got the Dreamer たどり着ける

 

小さな願いを 飲み込む幻想に

恐れてたあの日々

見上げた空が 臆病な僕の

背中を押してくれた

 

届きそうでつかめない

明日へとかざしたこの手に

かけがえない希望が 今輝きだす

 

そう僕はdream boys笑顔の数だけ夢がある

旅立ちの鐘 鳴り響け

そうまだ見ぬfuture 目指して進んだ旅路が

証となり照らす道の先

Still got the Dreamer たどり着ける

 

過ちや苦悩もいつか 勇気へと変わるさ

涙を流したあの日が 心に花を咲かす

誰のものでもない未来 僕らの描く夢を刻もう

信じる道を照らしてく

  

そう僕らはdream boys 恐れることなどないから

  

そう僕らはdream boys 心に描いた夢がある

旅立ちの鐘 鳴り響け

そうまだ見ぬfuture 目指して進んだ軌跡が

証となり照らす道の先

Still got the Dreamer

踏み出そう 

 

You can be a dreamer

 

こっから先は完全に解釈とも言えないほどの想像でしかないんだけど、1番がユウタ・ケント・トシヤの3人、2番がロストボーイ5人のことを指してるだろうところから転じて、

どうしても1番がキスマイを指してて2番がハイハイを指してるように聞こえてしょうがないんですよね。

 

一番は、キスマイ3人が歌ってるのもあって

かすみゆくMy Way

とか

心に描いた地図がある

とか

進む先が決まっててそれでもまだ少し迷ってしまう、的なニュアンスを感じる。そもそも目の前に道がなければ、その道が霞むこともできないわけで。

地図っていうのもそう。全体図が見えてて、行くべき先がわかってる。

 

それに対してハイハイが歌う2番は、なんとなくたった今夢に向かって歩き出したような、踏み出せばその一足が道となるじゃないけど、まだ一歩先の道すらない子たちを表してる気がする。

 

1番と2番の大きな違いは

“軌跡”と“旅路”

語彙力がないからうまく言えないけど、軌跡ってその人が進んだ跡なわけだから、大成した後振り返ったときに進んできた足跡っていう感じがするんですよね。だから軌跡って一つしかない。

それに対して旅路は夢に向かう、その道中を指してるから、いろんな道があれば、ゴールにもまだたどり着いてない、っていう感じがする。

 

つまり1番は、夢をかなえた人間、ここでいうところのキスマイがそれからもう一歩先に進むために、その努力のおかげで成功したっていう確証をもって自分たちの軌跡を証にしようって言ってるけど

2番は夢に向かって一生懸命錯誤しながら進んでて、でもまだ夢にはたどり着けてない子たち、つまりハイハイジェッツが、きっと今やってることが夢につながる一歩だからって、きっと夢が叶ったときにあの時努力したからここまで来られたんだって言えるから、まだ見ぬfutureを目指して頑張ろうって言ってるように聞こえるんですよね。

ジェッツ、頑張っていこうな。

 

まあ実際、ロストボーイたちはこれを歌いながら

ミズキは星に名前付けてるし

リュウトのロボットは完成してるし

全員で航海に出てるし、でゴリゴリに夢叶えまくってるんですけど……

 

 

それから全員で歌うラスサビ

 

そう僕らはdream boys 心に描いた夢がある

 

なんか、夢を追いかけるっていいなって純粋に思いました。

夢があるから頑張れるし、夢があるから輝ける。

それをキラキラ輝くアイドルが歌ってる。

ましてやここ、蒼弥くんが生き生きして踊ってるんですよね。幕が上がってからずっと、どちらかというと“演じる”っていう方向に向いてた蒼弥が、この歌のラスト、延いてはこの舞台のラストで“アイドル・猪狩蒼弥”に戻ってくる。

演じてる時も好きだけど、やっぱり私は「猪狩蒼弥」っていうアイドルが好きなんだと感じる瞬間でした。

 

 

ホントに頭が弱いし気持ちも悪いオタクなので

蒼弥が思い描く夢は全部叶ってほしいと思うし、できることならその夢を一緒に見させてほしいと思ってます。

キラキラした目で夢を追いかける蒼弥を、全力で応援させてほしい。

その夢が叶うときに、隣に並んでるのは蒼弥くんが大好きな4人であってほしい。

 

 

ゆうぴが、今俺たちを見とかないと損しますよって胸を張って言い切った今年の夏を経て、1か月間このドリームボーイズに携わったこと。

本人たちは休みなく大変だっただろうけど、とにかくたくさんの武器を手に入れられたと思うし、夏の成長を次に繋げるステップになったんじゃないかな。

 


本当の意味では、ハイハイジェッツは始まったばっかりで、まだまだこれから。

でも彼らの勢いとやる気には、絶対に「天下に轟く5人組」になってくれるという確信を持たざるを得ない。

きっとこれから先、彼らはどんどん成長して、大きくなって。それでも頂点を掴み取るまで、挑戦を辞めることはないんだと思います。

そして彼らを応援すると決めたからには、こちらも最後まで見届ける義務がある。

なんてったって私は、彼らから直々に任命された“戦いの目撃者”なんで。

 

 

 

 

P.S. DREAMERの解釈書いてたら感情が大暴走して入り口と出口が全く違う文章になったのは目を瞑ってください。

総括、何が言いたいかっていうと、ハイハイのオタクで幸せ!!

ドリボお疲れさまでした!!