7年好きだった人がデビューする話

東京ドームお疲れさまでした!

 

今回のドームに際して色々思うことがあったので久々に筆を執っている次第です。

 

まぁ、まずは蒼弥ちゃん東京ドームお疲れ様でした。

樹くんとラップもできたし、縦花ローラーで爆走できたし、明らかに雰囲気に酔ってテンション上がってて、

なんていうか、「ドームに!立ってる!おれ!」って感じが全面に出ててとっても可愛かったし見ててとっても楽しかった!

 

 

っていう導入は一応猪狩担として一応いるかなと思って書いたけど、本題はそこじゃなくて。

 

 

SnowManデビューおめでとうございます。

 

 

知ってる人は知ってるかもしれないけど、

自分は元担が向井康二くんで。

初めて自分から好きになって、初めて自分から会いに行こうと思ったアイドルが関西ジャニーズJr.の康二くんだったわけで。

 

ドームでデビューを聞いた時は、すごい!おめでとう!っていう気持ちは沢山あったけど、やっぱり自分はいくら好きと言えど外野だから、わーすごいなーおめでたいなーぐらいに思ってFire Storm聞いてた。

 

だけど康二くんがモニターに抜かれた瞬間に血管切れたぐらい泣き崩れてしまった自分がいて、自分でもびっくりした。

私とか結構康二くんのこと好きだったんだなぁって思った。

 

なんで泣いたのかは自分でもよくわかってない。嬉し涙なのかも悔し涙なのかも、寂しい涙なのかもわからない。

多分報われてよかったなぁと思ったのかな。

 

でも関西時代に康二くんのことを手放しに好きだったかって言われたらそうじゃなかった。

実力とポテンシャルはあるのにやる気がないっていうか(関西時代の話です)、上に這い上がる気がないっていうか。現状が維持できればそれでいいって感じなんだろうなこの人は、と思ってた。

でもこっちも、ただただパフォーマンスが大好きなだけだったから特にデビューしてほしいとも一切思ってなかった。

康二くんがどっかのステージで踊って歌ってる様を、あわよくば一生見れたら嬉しいなぁぐらいの感覚。

 

だから康二くんがデビューして報われた、っていう感覚はちょっと違うのかもしれない。

でもなんかグッときた。

 

この人は覚悟を決めたんだって思った。

 

関西時代の話に戻るけど、関西ジュニア時代の康二くんは、康二くんからもデビューしたいっていう気持ちが感じられなくて。

プライドだけは高いからジャニーズ自体は辞めないだろうけど、かと言ってデビューするつもりもないんだろうなって思ってたから

スノに入ります、東京行きますって聞いた時は人が変わったんかと思ってたけど実際に人が変わってた。なんか顔が変わってた。

 

心決めたんだなって思ったし、決めなきゃいけなかったんだろうなって思った。

龍太は俳優枠になって、自分より一個下の層は全部グループになって。

それだってわざと康二くんがはぶかれたわけじゃないだろうけど、多分康二くんはスノに行く道を選んでなかったら龍太と一緒で俳優路線に行かされるはずだったんだろうなぁ。

 

それでも康二くんは歌って踊ることを選んだ。

 

康二くん人見知りだから、いくら仲良くしてもらってたと言えどスノの中に入るなんて相当の気合がいっただろうし、でもSnowManさんがその気合いを真正面から受け止めてくれる人たちで、康二くんが異動した先がSnowManさんで本当に良かった。

 

まだYouTubeなんか見たら、多少(どころじゃない時もあるけど)は気使ってるんだろうなって思う時もあるけど、多分6人と3人が向きあってるように見えるからきっといいグループになると思う。っていうか、実際もういいグループだよSnowManさんは。

 

 

これから何があっても康二くんは一生アイドルでいなきゃいけない。病める時も健やかなる時もってやつ。

デビューっていうのは一種の死刑宣告のようなもんだと思ってて。

ジュニア時代はまだ“ひとりの人”として生きていく選択肢だって残されてるけど、

デビューが決まるっていうことは、この先の一生をアイドルっていう職業に捧げて、この先の一生をアイドルとして生きていかないといけないっていうことだから、つまりひとりの人としての自分はそこで殺さないといけない。

 

 

康二くんの一生を捧げる決意をしてくれてありがとう。

この先の一生を殺してしまってごめんなさい。

 

 

もう担当でもなんでもないのにこっちには色んな感情が生まれて、

しかも今日に至るまでに康二くんの中にもプラスもマイナスも、色んな感情が生まれたはずで。

 

なのに康二くんがわけわかんないぐらいいい顔してんだもん。

金内がいないと何もできなくてMCの段取りがうまくできなくてお客さんの前で泣き崩れてた泣き虫康二くんの影なんかどこにもなかった。

平野くんとキットカット一個でケンカして楽屋で泣いてた康二くんなんかどこにもいなかった。(泣き虫エピソード多ない?)

 

年上だけど年下みたいな人だったから

今日のデビュー発表後の顔を見て、あぁこの人は色んなものを飲み込んでここまで大きな人間になったんだなって思ったらわけもわからず涙が出た。泣き崩れてた。

 

 

それと同時に、「あー自分は今日までずっとこの人を応援しておけばよかった」って思った。

本当に良い意味で知らない人になってたから。

あの瞬間に康二くんと同じ気持ちを共有していたかったって思わせられた。

私の場合、嫌いになって降りたわけじゃないからなんとも言えないけど、

それでも担降りしたことをオタクに後悔させるってすごくない?私が勝手に後悔しただけって言われたらそれまでだけども。

 

 

 

もうこの際目が覚めたので言いますが、

正直な話、私がずっと康二担でいたかったなって思ったのは蒼弥のせいもちょっとだけあるんじゃないかなって思ってる。

 

おいしゃん、踊ってない。

リアデラ、本気でやってない。

イエゴの太鼓、本気で叩いてない。

 

挙げだしたらきりがないけど、もういい加減ちゃんとしよう。前までだったらスカしたい時期だもんね、かわいいねで済ませてたけど、目が覚めたのでそんなことは言いません。

折角ドームっていう大舞台に立たせてもらってて、他担だってたくさん見てる中で、

なんで100%のパフォーマンスをしない?

 

「自分実は他人と違ってこんなことできます」「他の人ができないようなことができます」

これが通用するのは他の人が出来ることをまず当たり前に100%出来てからだから。

ちょっと前から人が当たり前に出来ることには手を抜く習性があったけど、最近特にそれが顕著な気がする。

 

去年の夏ぐらいの蒼弥が今日ドームに立ってたんだとしたら他担にも、「あれ私の自担なの、見て!」って胸張って言えたけど

今日はあんまり言えなかったなぁ。むしろあの蒼弥を見て自分は蒼弥担ですって言いたくなかった。

 

別に蒼弥と康二くんは全く別の人だから比べたくはないし、そもそも比べるのなんて御門違いな話なのはわかってるけど

それでもちょっとだけ康二担が羨ましくなったなぁ。

 

外部の仕事に呼ばれても、そもそも態度が悪い。オタクたちは蒼弥のキャラを知ってるから、スカしてても「カッコつけたい年頃だもんね、かわいいね」で済むけど、自分がどれだけ世間に知られてると思ってるわけ?

お前のことなんかテレビ見てる人間ほぼ誰も知らないから。その人たちから見たらただの態度の悪いいけ好かないガキっていうレッテル貼られて終わりなんだよ。

 

なにも「その位置にいきたいけどいけない子だって沢山いるんだよ」とか「推されてるっていう状況に感謝しろ」とかそういうことが言いたいわけじゃない。

ただ、今の蒼弥の態度なり行動は蒼弥自身にとって何もプラスになってない。

むしろ自分で自分の首を絞めることになりかねないよ。

せっかく賢くて、色んなことができて、色んな才能があるんだから本当にもったいない。

 

今回のサマステのソロだって死ぬほどかっこよかったし、すごい評判もいいみたいだし

蒼弥がやりたいこと、やろうとしてることは何も間違ってないはずだから、そのやり方を間違えないでほしい。

 

それでも自分は自分って言いたいのかもしれないけど、それするのはもうちょっと先にして。今はまだ各方面に媚びへつらって生きていかないといけない時期だから。

お願いだから現在地を見誤らないで。

その齟齬が今後大きな亀裂に発展してジェッツとしての夢諸共総倒れたらどう責任取るつもり?

 

お願いだからちゃんとしよう。

蒼弥がオンリーワンになりたいって常に言ってるのもわかるし、試行錯誤してるのはわかってるけどもうちょっとうまいやり方っていうのを考えてほしい。その頭は何のためについてるの?ゆうぴを口喧嘩で言い負かすため?違うでしょ。もうほんと、ちゃんとしよう。

 

 

こんなネガティヴなこと言いたくなかったけど、出だしに縦花爆走したハイハイに感動したのも事実だから。だからこそ言いたい。

いつか絶対ジェッツだけの力で、ジェッツを好きな人たちだけで一杯になった東京ドームで、ジェッツに思う存分好きなことをしてほしいと思うから。

だからもうちょっとだけ頑張ろう。

 

 

って、チキンだから本人宛への手紙には絶対書けない心の内を吐露してみました。

 

楽しいドーム終わりにこんなネガティヴな話ごめんなさい。

 

まあただ一つ言えるのは、ノイナが馬鹿みたいに楽しかったです。

 

以上、完。